武田修宏さんの残念な話
武田修宏の解説は非常に分かりやすくて好きなのです。
が、この記事は武田さんらしくないですねぇ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130718-00000002-tospoweb-socc
そもそも、新戦力発掘という大義名分を掲げた大会のメンバー召集に「惨敗なら解任やむなし」って。。。 この大会の目的を無視した発言ですね。
武田修宏ともあろう人が、ザック・ジャパンに「田中マルクス闘莉王」が召集されない理由なんて、少し考えればすぐに分かるでしょう。
「佐藤寿人」が召集されても、ザック・ジャパンでは出場できなかった事を考えれば、今回召集されなかった事は容易に想像がつくでしょう。
高い位置でバックラインを引こうとしているザック・ジャパンの戦術に、深い位置でのディフェンスラインを敷いて、且つ足が遅い田中マルクス闘莉王は、不適合なんです。
なぜ、今野選手が使われ続けているのか。それは、バックラインを高い位置でキープできる選手だからです。吉田麻也は、足は遅いけど、そこをカバーするものをもってる選手だからです。
いくらJリーグで活躍してようが、ザック・ジャパンの選出に合わなかったら、不要でしょ。
日本代表は常に「最強メンバー」でなければならないのはなぜ?
将来を期待する有望な選手を召集するのがNGなのはなぜ?
来年のワールドカップ(もしくは将来)を見据えた大前提足る理由を、正に理解して頂きたいものです。
武田修宏とあろう人が、こんな発言をしたなら残念でなりません。